2009年3月29日日曜日

フジテレビに出た:新報道2001

フジテレビの『新報道2001』に出ました。オフィスに電話があり、高速道路料金が1000円になったというニュースについて、"行動経済学の観点から"コメントをもとめられました。(GQ10月号を見てくださったようですね。GQさんどうもありがとうございます!)

そこで、メンタル・アカウンティング(心理会計)で、値下げの経済効果を説明してみました。値下げ分は家計に還らずに、そのまま旅行先で使ってくれるはずだと。

右の画像は、「無料!」にしてしまえば、値下げ分以上のもっと大きな効果が狙えたかもしれませんね、と言っている部分です。テレビの長さ(1フレーズ数秒、テロップに収まる長さ)で区切って要点を話すのって、慣れるまでに時間がかかりますね。うーん、と考えるポーズなどをうまく撮ってくれました。おもしろかったです。
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2009年3月27日金曜日

経済セミナーに書きました:東京都の学校選択制度

経済セミナー4・5月号に「東京都の学校選択制度」を寄稿しました(85~88頁)。学校選択制度の実施状況・利用率を調べ、どういった抽選制度をとっているかを東京都23区の例でまとめました。

学校選択制度導入までは、公立学校に入学するとき、入学する学校は児童の住所に基づいて指定されていました。学校選択制度によって、保護者・児童が入学したい学校を選ぶことがある程度可能になったのです。アメリカでは school choice program の open enrollment という制度で、20年以上前から始まっています。最近では、マサチューセッツ州ボストン市やニューヨーク市の改革が(経済学者にとっては)大ニュースでした。混乱が続いていたボストン市の学校選択制度を、一流の経済学者のチームが分析して改革案を提示。教育委員会がそれを受け入れたというものです。詳しくはAbdulkadiroglu先生たちの論文"The Boston Public School Match" (PDF) でどうぞ。


東京都の数字を調べていて、約20%~30%の新1年生が学区外の学校への入学を希望していることがわかりました。私立の学校へ進学する児童も多いことを考えれば、かなりの児童・保護者が通学区域の外の学校に通いたいと思っているようです。ご興味のある方はぜひお買い求めください。
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2009年3月8日日曜日

新聞が全然おもしろくない理由

このAsahi.comの記事、1回読んだだけでは、さっぱりわからなかった。


政府高官、名前公表を改めて拒否 「自民立件ない」発言

 西松建設の違法献金事件で「自民党側は立件できない」と発言した政府高官に対し、内閣記者会は7日、名前を公表するよう申し入れた。高官は「オフレコ扱いのものを、さかのぼってオン(公表)にすることはありえない」と拒否した。...[中略]...

 朝日新聞は6日、この高官に名前を明かすよう求めたが、断られた。7日は朝日新聞も加盟する内閣記者会の総意として、記者会の代表がこの高官に申し入れを行った。...[後略]...(リンク先をお読みください)
要するに、「すみません、あの記者懇親会でのオフレコ発言なんですけど、事が大きくなってきたんで●●さんの名前を新聞に書いてもいいですか?」と新聞側(記者クラブ)が政府高官の●●さんにお願いをしているだけだよね? 

だったら、記者クラブの加盟全社で、実名報道しちゃえばいいのに。「名前を公表するよう申し入れた」と書いて、"権力と闘う"ふりをしてはいるけど、こんな馴れ合い記事を見せられたって、読者は白けるだけです。
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2009年3月3日火曜日

視線を感じると"いい人"になる (アソシエ連載:はじめての実験経済学)

ウソのような本当の話。3つの黒丸を逆三角形型に並べて、それをアンケート用紙に印刷しておくだけで、回答者は親切に(いい人であるかのように)ふるまうということが知られています。他人の視線(人の目)があれば、利己的な人であっても、社会人として望ましい行動をとるわけです。その行動様式は体に刻み込まれていますので、「視線(人の目)」に似たものを見せられただけでもついつい反応して、社会的にふるまうのがわれわれ人間のカナシク・おかしいところですね。詳しくは、今日発売の日経ビジネスアソシエ「はじめての実験経済学(23ページ)」をご覧ください。
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